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まったりブログin硝子口風琴。
17 . May
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07 . June

サーズデイ氏GM、ダブルクロス3rdエヴォリューションこと"進化の階段"第一回のまとめ。




 


参加PCは以下の四人。

日下 紫乃(くさか・しの)
 コードネーム:審判の炎 (ウリエル)
 16歳、女 ワークス:UGNチルドレンC カヴァー:高校生
 サラマンダー/ブラム=ストーカー  Dロイス:進化の階段
主人公。UGN天王台支部所属のチルドレン。
ぼさぼさ髪に猫のヘアピンがワンポイントの無造作系女子。貧乳はすてーたす。
天然で不器用だけども、素直で思いやりのある優しい子。ちょっと思い詰めすぎるのが懸念事項。
災厄の炎を基点にした範囲火力型RCで、この頃流行の邪毒女子高生。

如月 薄桜(きさらぎ・はくおう)
 コードネーム:桜水月輪(おうみつきのわ)ーテンペランシアー
 18歳、女 ワークス:ヤクザ カヴァー:如月組組長代理
 ウロボロス(ピュア)  Dロイス:遺産継承者
ヤのつくおうち「如月組」のお嬢。紫乃ちゃんの学校の先輩でもある。
黒髪サイドテール、均整とれたスタイルのイケメンお姉さん。
組長代行として常に毅然としており男以上に男前だが、のほほんとした天王台支部メンバーには振り回され気味である。
暴走剣の効果で常に変異暴走しており、どうせ行動値は0じゃと気持ちよくフルパで殴る単体火力特化型白兵。

四ノ宮 浅葱(しのみや・あさぎ)
 コードネーム:蒼白の騎手(ヒポス・クローロス)
 20歳、男 ワークス:UGN支部長D カヴァー:UGN本部エージェント
ソラリス/ウロボロス  Dロイス:実験体
UGN本部査察部所属の監査官。
ガリガリの痩身+髪まっしろ+着流し+煙管と、幽霊みてーな兄ちゃん。
外見相応に中身も色々アレなのだが、現状演出する機会に恵まれていないような。
強制移動やハーメルンなどの搦め手と、広域殲滅が得意。ただし回数制限の都合上、息切れも早い模様。

銀扇 美耶子(ぎんせん・みやこ)
 コードネーム:アリアンロッド
 30歳、女 ワークス:UGN支部長A カヴァー:UGN支部長
 オルクス(ピュア)  Dロイス:起源種
UGN天王台支部を取り仕切っていない支部長。
魅惑の豊満ぼでーな眼鏡美女ながら着飾らざること干物のごとく、動かざる事あざらしの如し。
とか言いつつも根はフォロー体質で、ここぞのとこでは頼れるお姉さん。
自分で攻撃こそしないが、オルピュア起源種の圧倒的な固定値支援は揺るぎなくこのパーティ最大の脅威。


なんか名前が色繋がりになって字面が綺麗。
こんな面子が集まって、物語は始まります。



【OP】
紫乃ちゃん回想。
半年前の任務。瀕死の紫乃に、善児は《捧げる生命》を使用。
(「善児リキッドが君の体に…」「GM、もうちょっとシリアス耐えて!」)
直後暴走した善児に乞われ、紫乃は彼を焼き払う。
以降彼女は眼を閉じた時や夢の中で、「広い空間に階段があり、その前に善児がいる」情景を見ることになる。
善児は相変わらず気さくだが、奥の階段については語ろうとしない。

薄桜ちゃん回想。
三ヶ月前、義父・満開とともにカチコミに出た薄桜。
カチコミ中に相手陣営のオーヴァードが強力な力を発揮しジャーム化。それを止めようとした満開の前に仮面の男が現れ、何か吹き込まれた満開も同様にジャーム化する。
駆けつけたUGNにより満開は処分。
(紫乃ちゃんは善児君の事件から間もなかったので、参加してなかった模様)
それを目の当たりにした薄桜は、仇討ちに乗り出す。

浅葱回想、というかほぼ現在。
千馬の指令を受け、武藤重工の査察へ。なんでも画期的な新兵器だとか。
ちなみにこの段階では秘密だったが、こっそり受け取った情報は以下の通り。

◆超兵部隊「回天」
・統制し精製されたジャームによる部隊
・回天兵の見た目はサイボーグ忍者
・ジャームへの対処をOVで行えば、またジャームを産み出すことになる、という慧眼の経験から、OVを戦わせない為に考案された計画。
・大々的に知られている情報ではないが、UGNの一部の人間(霧谷等)は、実現可能レベルの統制されたジャーム部隊、という情報程度は把握している

…いや、確かに画期的ではあるけどさぁ…
千馬や久良君は肯定的だが、さて本当に「実現可能レベル」に達しているのやら。
(GMは倫理面を焦点としてたけど、PLは正直技術面とシステム面への不安でいっぱいだ)

美耶子さん回想。
10年前に所属していた特殊部隊で、隊員が次々とジャーム化。
隊長・副隊長の二人が常軌を逸した力でジャームを殲滅している間、彼女は呆然と立ち尽くすことしかできなかった。
その後無気力状態のまま天王台支部に配属され、やるときはやるけどやらないときは怠惰なまま今に至る。


【ミドル】
浅葱、久良君と武藤重工の監査へ。
技術はある程度開示されるがブラックボックスも。
ジャームは統制され、有事の際には脳内爆弾で処理も万全…とか言ってる傍から特殊個体が暴走。なぜか自爆装置も作動せず。
本来規格外の個体を実験的に精製したせいだと言うが…社長さん、これ実用レベルって言いませんよね。
ジャームは隔壁を破壊して逃走。この地区の支部に救援要請を出すことに。霧谷コールセンター通すより直接足を運んだ方が早いので、久良君を置いて支部へ。

一方、薄桜ちゃんは親父の仇討ちと言って天王台支部へカチコミに。
アザラシ支部長の気の抜けっぷりに翻弄されつつ、仮面の男と暴走事件について情報を共有。

学校帰りの紫乃ちゃん、支部の前で通せんぼしてる任侠の人たちに困惑。
浅葱もそこに合流。めんどいのでワーディングでも張ろうとしたら察知して逃げた。練度高ぇなぁ、如月組。
(あ、竹馬の友使えばよかった)

そんなわけで一同合流。
(実は面識ある大人組が「久しぶりー」とか気の抜けた挨拶を交わしてる横で、ふつうに学校の後輩として接してくる紫乃ちゃんに調子を狂わされる薄桜ちゃんだったり)
武藤重工の兵器逃走事件と暴走事件について、(立場上話せる範囲で)情報を共有。
善児君の事件についても、紫乃ちゃんに席を外してもらって聞きつつ。

以降、情報収集。
聞き込みで兵器の行方を割り出す紫乃ちゃん。それぞれの情報源から兵器の"中の人"を知る美耶子さんと浅葱。
(「やっぱソリッド善児かw」「デスヨネー」)
カチコミ先でジャーム化した男が仮面の男と接触を持っていたことを知る薄桜ちゃん。
美耶子さんのもとに、かつての仲間で社長の右腕・改副社長が訪れる一幕も。

合流、情報統合。
後でばれるとショックなので、美耶子さんは先んじて紫乃ちゃんに"中の人"が善児君であることを明かす。
驚くものの、今度こそ「約束」を果たす、とためらいは見せない紫乃ちゃん。
そんな彼女に「今の日常は大事か」を尋ねてみる。「それが大事なら、過ぎた力を求めちゃいけない」と忠告。
(まぁ、たぶん無駄だってのは判ってんだけどね)


【クライマックス】
空き地でジャームと対峙する兵器ことソリッド善児。
「ジャームの殲滅」という衝動に突き動かされているらしく、そこらの野良ジャームを駆逐していた。
(満開さんも薄桜ちゃん斬るのには躊躇いを見せてたし、何かあるのかねぇ)

善児のデータはノイマン/モルフェウス。
階段に関わっただけあり常軌を逸した火力を持つが、命中はまぁ常識の範囲内。支部長の妨害が光り、被害は最低限に。
しかしこっちの攻撃も、超人的弱点により軽減される。
約束を守るのに必要なのは「火力」と判断した紫乃ちゃん、階段を登る。
(登らなくても案外力押しでいけそうだったのは内緒だ)
階段によって得た力で超人的弱点は機能しなくなり、ボコられたソリッド善児は今度こそ燃やし尽くされるのであった。

戦闘終了後、慧眼社長が直接やってくる。
今回の件に対して謝罪を述べるものの、美耶子さんへの態度は相変わらず。
社長はこんなトラブルがあっても、「オーヴァードが戦わなくて良い世界」のために立ち止まることはしないつもりのようだ。もう今更立ち止まれないだけかもしれんが。
しかし、こんな研究を容認するならUGNを信じられない、という紫乃ちゃん。そりゃ社長がなんと言おうと、それが一般的な感覚だよなぁ。
(そして多くの人がそう思うってことは、下手に火ィ点くとコードウェル帰還事件以来の大量離反を生む可能性も持つ爆弾なわけで)
なお、去り際に一応シャドウダイバーで確認してみたが、社長は仮面の男のことは知らないようだ。

嵐が去った後、紫乃ちゃんに素直な感謝を向けられてタジタジの薄桜ちゃん。
(広義にはそういうのもツンデレって言うんだぜ)
まぁ彼女の暴走剣については知ってたので、「恐れを忘れないように」と一応忠告なんぞしつつ。

お疲れ会。
「食べたい」という気持ちが湧かない紫乃ちゃん。食べ物を口に入れて感じるのは、強烈な違和感。
流石にそれは確信するほかない浅葱、ここで秘密をカミングアウト。まぁお察しの通り、僕も階段を登った人間なわけで。

「進化の階段」
・進化を求める者の前に現れ、登った者に力を与える。
・階段が与える力は常軌を逸するが、登るごとに代償を支払うことになる。
・一段目:睡眠・食事が不要となる。睡眠による心の安らぎがなくなり、食事も無理に取れば不快感を覚える。
・二段目:感覚機能と肉体性能が強化される。ただし制御はできず、常時膨大な外部情報に晒されることになる。また、衝動欲求が増大する。
・三段目:浅葱はここで階段を踏み外したため詳細は知らないが、「人と違うモノになってしまった」恐怖と孤独感を覚えている。
・階段を下りる意思を示せば、それまでに得た力を失う代わりに元の体に戻れる。
・一度階段に背を向けた人間の前には、二度と階段は姿を現さない。

ちなみに浅葱は三段目を登ったときに代償に耐え切れず暴走し、階段から落っこちたクチ。ちゃんと降りることもできなかったので、二段目までの代償が残っている状態。
自分自身階段を欲するだけの渇望があった手前「登るな」とは言わないが、代償の精神的摩耗等で結構壊れてるとこもあるので紫乃ちゃんは可能なら降りれるうちに降りた方がいいと思ってる。あんな良い子には、僕みたいな”幽霊”にはなって欲しくないよね。
ただ僕の時はひとりで階段を登ったので、紫乃ちゃんの階段には善児君がいることを聞いてちょっとびっくり。
力にそこまで執着はなさそうだが、善児君とお別れするのを惜しむ紫乃ちゃん。しかし「進化する」意志を持たない以上、そのままでは最悪階段に見放される可能性もありそう。

その後、隠してはおけない以上素直に話して支えてもらった方が良い、ということで美耶子さんと空太君にも階段の事を話す。
「そんな力があるなんて」と、ちょっと驚き以外の感情が交じってる二人。おっと、危なっかしい人が増えたぞ…?
(そんな良いモノじゃないんだよ、ということを伝える為に次回は親父の話でもしようと思う)
(まぁでも、「紫乃ちゃんを支えてくれること」に関してはあんま心配していない)

その後、自分の気持ちを整理する紫乃ちゃん。
なんだかんだ、階段を登ってもまだついてきている善児君だったり。
彼がどこまでついて来れるのかわからないが、ひょっとしたらこの二人なら、僕とは違う場所に辿りつけるかもなぁ、などと。

マスターシーン。
どことも知れない場所にジャームの群。
先頭に立つ男が「反撃のはじまりだ」と高らかに宣言したところで、今回のシナリオは終了。



とまぁ、そんな第一回でしたとさ。
シナリオは不穏だけどPCはみんないい子で、安心して見てられます。そしてみんな可愛いのでPLは幸せです。
浅葱お兄さんは割といつもの感じになってしまったので、もうちょっとネジ外れた感を出していけたらいいなーと思いつつ。

とりあえず例の兵器に対しては、全体としてまだまだだなあ。
先入観とか倫理とか浅葱にとってはどーでもいいけど、まず純粋に技術面のリスク管理が「オーヴァードの犠牲をなくすため」ってお綺麗事で通せるレベルの欠陥じゃないです社長。
まぁ技術面の問題が解決したとしても、オーヴァードが絡む計画において「人の気持ち」を鑑みなかったら机上の空論もいいとこだけれどもね。
この問題に対して精神的被害を被るのはジャーム自身よりかそれを見たオーヴァードである、ってのを踏まえて制度面も実用レベルに乗っけてくるのかしら。
「ジャームの有効活用」自体は一考の価値があるとPLは思ってるので、どんな結論が出てくるか次回以降が楽しみだったり。

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